2012年2月16日木曜日

数字に強い男

今日は、知的で大変役に立つ気づきのブログを書こうと思います。




知的な僕には、やっぱりこんな内容のブログが求められている事は前々から気づいておりました。




でも、照れが邪魔をしてしまい、気づかぬ振りをしていました。




が、もう時間の問題だという事も分っているので、潔く書いていこうと決心した次第です。




この潔さゆえに、僕への




『ファンレター』


『愛の告白』


『貢ぎ物』




などを届けたい、という全国の女性のお気持ちや想いは十分に分っております。





しかし、現在日本は大変な大不況という事をふまえまして、
行動には移さずに心の中で、どうかお納め下さいますようお願い申し上げます。






最近、めっきりと冷え込み、僕はおととい辺りから、本格的な風邪に見回れ、ダウンしております。





夜は咳が止まらず、鼻水と痰が出て眠れぬ夜を過ごし、夜が明け始めると、
ふと懐かしい記憶が蘇りました。





ここからはペンと紙をご用意してこの先はお読み下さい、、、。多くの気づきが、押し寄せる波のように、次から次へと出て来ます。





あれは、中学1年生の冬の夜中の事でした、、、気温は部屋の中なので5度くらい。外は、もう、凄い事になってます。





水溜りには、朝までには、うっすら凍りが所々に膜を張るくらいの極寒です。





僕は、夜中の3時頃に強烈におしっこに行きたくなりました。




しかし、自分の部屋を出るという事は、猛烈な凍るような寒さの中に飛び出す、勇敢な南極物語り並の鍛え抜かれた精神の持ち主でなければ、自殺行為同然の危険極まりない重大な覚悟と決心がいる事でした。




中学1年生の僕は、そこまで向こう見ずな行為をするような




『命知らずの男』ではまだなかったので、“両親が悲しむ、、、




と、大人の態度を選択したのです。




部屋を出て階段を降りるとすぐそこに、トイレットがあるのですが、その時、世界の中で




『最も近くて遠いトイレット』




だった事は、先ほどの説明で容易に想像ができるでしょう。




歩けばわずか15歩くらいの事ですが、身も凍るような寒さが命を危険にさらしていた中での、妥当かつ、大人な判断力がその時からすでに僕の中には宿っていたのです。




と、その時です、、、。




隣の部屋から妹が、何の躊躇も無くトイレットへと階段を下りていくではありませんか!!




『あのバカ、、、命落としても知らないぞ!、、、』




僕は、助けにいくかどうか悩み苦しみました、、、。




妹との思い出が、走馬灯のように頭の中を駆け巡ります、、、




走馬灯って何かも知りませんが、、、。




そして僕は、妹を、、、見捨てる事にしたのです。




僕が助けにいった所で、妹が助かるかどうか保証は無いのです。




凍っているであろう、妹を見つけて、トンカチや、ノミで氷を割っていかなければなりません。




何も考えずに飛び出していく事も出来たかもしれません、、、。




しかし、考えてみて下さい。




凍っている妹を発見出来たとして、




『トンカチはどこにあるんですか!?』




『ノミはどこにあるんですか!?』




、、、庭にある倉庫の中です。外ですよ倉庫は。外はうっすらと朝までには水たまりにも氷が張るくらいの極寒ですよ!




そこには、更なる危険が待ち構えているのです。




徒歩でいうと少なくともプラス30歩は加算されるのです。




15歩+30歩ですよ。




分りますか?計算機そこにありますか?




僕は幸い教養があり、暗算が出来るので、ササッと答えを導きだす事ができました。




、、、なんと55歩です。




いくら僕が勇敢で、向こう見ずな性格でも、そこまで不可能な数字に挑む事はできません。




僕は数字に強いのです。




確率で言えば、ほぼ99、9%は倉庫から帰って来る事すらできないでしょう。




この確率分りますか?




10人行けば、3人しか戻って来れない計算が成り立つんですよ。




行きに55歩かかり、戻って来るという事は、その倍です。




なんと、125歩もかかってしまうんです!!




暗算ができてしまう僕なので、その数字に驚きを隠す事ができません、、、。




数字に強いと、普通の人では気づかない、こんな数字までもが見えてしまうのです、、、。




数字に強いという事は、悲しい事の方が多いのです。軽はずみに僕を羨ましいと思うのは止めて下さいね、、、。むしろ、同情して下さいね。




倉庫から戻って、トンカチとノミで凍った妹を救出するまでの時間を計算の中に入れた人、いますか?、、、




居ませんね?所詮、他人事ですか、、、




だから言ったでしょ。




数字に強いって、酷な事なんです。




この時間が20分かかるとしたら、、、




生き残る確率はほぼゼロでしょう。




いくらなんでも、妹のためだと言っても、僕には到底でき、、、、、、、、あ、妹が部屋に戻って来た、、、。




『あいつ、運が味方したな。』




ま、いいや。




確率の問題で、トイレに行って、無事に戻ってこられる方の確率にたまたま入っただけの事。




あいつが、数字に強かったら、あんな躊躇無く行けやしなかったはずだ。




知らぬが仏というやつだ。




僕は、数字に強い男。あんな命がいくつあっても足らないような生き方はしない。




しかし、刻々と迫る尿意との戦い。




しかし、その時です。




僕は、思いもよらないピンチをチャンスに替える事に成功するであろう、大人の方法を見つけたのです!!ストーリーはここからヤマバに入ります!




それは、ゴミ箱の中にあった、オロナミンCの空き瓶を見つけたのです。




『よし!!これだ!!』




僕は、尿意との戦いに勝ち、勝利したのだ。




勢い良く、スエットパンツを下げおろし、オロナミンCの瓶の口元から中に、おしっこを流し入れた、、、。




ホッとする時、それは人を温かくする。、、、




『?』何やら手やら股の辺りが温かいぞ、、、。




僕はオロナミンCの瓶を見下ろした。




すると、、、




おしっこが溢れて、完全に漏れだしているではないか!!!
















と、言う話。実話です。





『気付き』

オロナミンCの瓶では、あまりにも容量が小さいという事が分ったので、この後同じ失敗を2度としない事に成功している。




『改善点』

今は同じような状況の時、コーラゼロの500ミリリットルのペットボトルを使用するという、飛躍的な改善に成功している。(8分目まで来ます。)





中学1年という若さで、この知恵と叡智を手に入れる事に成功した僕は、その後の人生で、冬場のおしっこの事で苦労する事は一度も無い。





この生きた教えを、紙に控えたあなたは、今後の人生において賢い選択をしたでしょう。






僕の想いは、僕のした失敗を、僕の周りの人には、味あわせたくない!、、、です。




愛と勇気に満ちあふれているのです。




先ほども言いましたが、ファンレターや、愛の告白は禁止です。




我慢して下さいね。




どうしても、という方のみ、店まで午前中着でお届け下さい。
甘いものが大好きです。お酒は飲めません。





こんな知的な内容のブログを書く僕が作る作品の紹介です。今日はコチラです。









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